【設立】

麻生観光協会(平成13年2月設立)によって企画された秋の主事業である『麻生菊花大会』の運営・管理を担う組織として麻生区内の菊愛好家を中心とした『麻生菊花会』が観光協会の設立と同時に誕生しました。

目的】

本会の事業を通して菊栽培に関する技術の研究と会員の親睦を図り、合わせて地区内の美化運動に寄与する。

【会員】

原則として川崎市麻生区内の菊栽培愛好家とするが、近隣の横浜市、町田市、稲城市等の他市の菊栽培愛好家も入会が可能です。令和4年時の会員数は28名(内、役員は8名)で、会費は年額3,000円です。

【主な事業】

① 講習会の開催

熟練会員による主に菊栽培初心者を対象とした菊栽培講習会で、講習内容は培養土の作成、挿し芽、中鉢揚げ、定植、胴切り、シェード、蕾の選択等で、ダルマ・福助作り、ドーム菊・スプレー菊作り等である。

② 菊苗の交換会

会員間で各種菊苗の交換会を開催しています。特に新規会員に対しては、希望に応じた菊苗を無償で提供しています

③ 『麻生菊花大会』の開催

例年11月初旬から約2週間、麻生区役所内の麻生市民館野外ステージにて開催しています。令和4年度で22回目の大会となります。 展示部門は13部門、展示鉢数は130~150鉢、見学者数は例年1,500~1,700人です。

④ 見学会の実施 

主に近隣地域で開催されている有名な日比谷公園・湯島天神・高幡不動・三渓園等の菊花大会の見学会を通して、菊栽培技術の向上に努めています。

【会員募集】

昨今、高齢化による菊栽培愛好家の減少により近隣の多摩菊花会、川崎北部菊花会等が解散に追い込まれています。本会の会員数も令和4年度で28名とピーク時(15年前の平成20年)の約60%に減少しています。伝統ある日本の菊栽培文化を絶やさない為にも、秋の菊花大会やホームページを通して新規会員の募集を行っています。ご希望の方は、ホームページ会員募集のページを参照願います。